中日のドラフト1位大阪桐蔭・根尾昂内野手(18)が4日、名古屋市内の中日パレスで、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円(ともに推定)で仮契約した。根尾は「ショート一本でやる」と二刀流との決別を宣言。17年新人王の京田との正遊撃手争いに挑む。

<根尾と一問一答>

-プロではショート一本と、いつ決心したか

高校1、2年生のときに決めていた。

-ドラフトから時間がたち心境は

プロでプレーしていないし、活躍していない。これからが本当の勝負。注目されるのはいい重圧になる。

-ショート志望は高校入学時からか

入ったときは試合に出たかった。投手の方が出る機会があると思った。

-二刀流については

投手で評価していただいているという印象だけだった。

-二刀流は断ろうと思っていたか

評価していただいていたので、球団によってはと考えていた。(中日には)自分の気持ちを尊重していただいた。

-ショートの魅力は

すべてのプレーに関わるポジション。ショートがチームの顔、一番の花形。憧れの場所です。

-セールスポイントは

肩。他の球団のショートも強肩が売り。そこが自信のあるところ。負けたくない。

-1年目の目標は

土台作りと経験を積むこと。経験して、どう成長するかが大事。