ヤクルトは22日、都内の球団事務所で1、2軍首脳陣とフロントの合同会議を実施した。2位躍進を果たした今季の総括と、今後の育成方針を確認した。

小川淳司監督(61)は「今年1年を振り返って、来季に向けての育成に対する考え方を確認した。ドラフトで獲得した選手を強化・育成して強いチームにするというのが方針。いかに育成していくかということです」と説明した。

また、今季2軍で打率2割8分8厘、17本塁打をマークし、1軍でもプロ初打席で初本塁打を放った村上宗隆内野手については「育てるんじゃなく、育つ選手。2軍で実戦を積ませるのを、今年1年はやってきた。来年はそういう方向(1軍)で考えている」と、2年目の来季は1軍の競争に加える考えを口にした。