左肩違和感で今季登板0に終わったソフトバンク和田毅投手(37)が23日、来季復活へ向け自信を見せた。福岡・筑後のファーム施設で少年野球教室に参加。「(左肩は)いい状態です。年内にはブルペンに入って投球できるところまで持っていきたい」と明かした。

光明を得た。約300人のちびっ子に囲まれ、約3時間の指導中も和田スマイルが絶えなかった。「野球教室は楽しかったです」。21日には神奈川県内の病院で左肩の定期検診を受け、担当医から回復状況が良好とお墨付きをもらったという。

受診直前にはブルペンで立ち投げも行った。「いい感じで来ているので、このまま上げていければ」。この2年は筑後のファーム施設で行ってきた年明けの自主トレも、九州内での始動を検討中。来季はチーム最年長となる左腕が、復活を目指してムチを入れる。