中日阿部寿樹内野手(28)が25日、ナゴヤ球場で50万円減の950万円で契約を更改した。

今季はキャリアワーストの18試合出場にとどまり、23打数5安打、打率2割1分7厘に終わった。「前半はいいところで代打に使ってもらえたが、調子が上がらなかった」と、減額提示にも納得してサイン。秋季キャンプでは、打撃強化だけでなく、外野の守備練習にも挑戦した。ドラフト1位の大阪桐蔭・根尾昂内野手(18)は、二刀流を捨て遊撃手1本で勝負と公言。「どこでも守れるように、内野でも外野でも使ってもらわないと勝負にならない」と、悲愴(ひそう)感を漂わせた。(金額は推定)