ロッテ唐川侑己投手(29)が27日、ZOZOマリンで契約を更改し、現状維持の年俸5600万円(金額は推定)で合意した。

11年目の今季は4試合に先発したが、8月以降はブルペン整備のため4年ぶりの中継ぎに挑戦。リリーフで21試合、計24回2/3を投げて2失点(自責1)と抜群の安定感を見せた。8月末には海外FA権を取得したが、行使せずに残留した。「ちゃんと中継ぎをするのは初めての経験だった。新しい可能性というか、また新しい道もあるんだなと思った1年でした。来年、先発はできればやりたいですけどね」と話した。

ロッテが獲得を目指している、広島からFA宣言した丸佳浩外野手(29=千葉経大付)はともに千葉出身の同い年。成田高2年時の秋、千葉県大会決勝で投げ合って勝っている。「どうなるんですか? 来るんですか?」と情勢を気にしつつ、「あれだけの選手。来たら必ずチームにプラス。地元の選手だし、盛り上がるんじゃないですか」と期待した。