ヤクルト村中恭兵投手(31)が27日、都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、減額制限(年俸1億円以下は25%)を超える50%ダウンの1400万円(金額は推定)で更改した。

今季は腰痛などコンディション不良に悩まされ、3試合の登板に終わっていた。「来年はないかなと自分では思っていた。チャンスをもう1回いただけたことに感謝しています。まったくチームに貢献できなかったのが悔しいし、申し訳ない気持ちがあったシーズン。まずは体をしっかり作り直したい。正直ゼロからのスタートだと思っています。周りの評価を覆すぐらいの実力を示さないと上(1軍)では使ってもらえない。そのための準備ができればと思います」と、プロ14年目となる来季への意気込みを語った。