オリックスの守護神、増井浩俊投手(34)が大阪・舞洲で契約交渉を行い、現状維持の3億円で更改した。

昨年オフに日本ハムからFAで移籍。オリックス1年目の今季は63試合に登板し、2勝5敗、35セーブとリリーバーの役割を果たした。「(球団から)期待以上のプレーをしてくれた、と言っていただけました。不安もありましたが、その言葉を聞いて安心しました」と、顔を緩ませた。

一方、チームが4位に終わったことには後悔もにじませた。「胴上げ投手になるために移籍してきたので、優勝して自分が最後のマウンドにいることが来年の目標。昨年、オリックス移籍を決めるとき、若くて能力の高い選手がたくさんいる、という印象があった。その選手たちが今年、経験を積んだと思うので、来年は今年以上のものが出るのでは、と思う。それから毎年言っていることですが、キャリアハイの40セーブを目指したい」と語った。(金額は推定)