セパ両リーグの最優秀新人賞が発表され、セ・リーグはDeNAの東克樹投手(22)が選出された。

東は有効投票数294票のうち、ダントツの290票を獲得した(他、広島アドゥワ誠=2票、DeNA京山将弥=1票、該当なし=1票)。

以下、記者会見での一問一答。

-受賞の感想は

東 今年しか取れない賞なので、取れて率直にうれしいです。

-どんな1年だったか

東 シーズン143試合。長いだろうなと思って臨んだシーズンだったんですけど、それがあっという間に終わったというか。これがプロの1年間の早さだと身に染みて実感した1年でした。

-活躍できた理由は

東 常に上を目指すというか。周りの先輩方や裏方さん、監督やコーチの方々からアドバイスをたくさんもらったので。自分の成績に満足することなく、1試合1試合を投げられたことじゃないかなと思います。

-プレーの原動力は

東 原動力は筒香さんの「お前は考えながら野球をやっている」というひと言。その(ほめられた)ひと言がシーズン中ずっと心の中にあったので、考えながら野球をすることができたんじゃないかと思います。

-試合中にバナナを食べる姿が印象的だったが

東 (バナナは)欠かせない存在です。即効性のエネルギーの補給にもなりますし、体力切れをなくすものです。

-今季一番印象に残った試合は

東 9月末の巨人戦で菅野さんと投げ合った試合です。順位が3位、4位でクライマックスに行けるかという佳境を迎えているところで、ジャイアンツのエースの菅野さんと投げ合えて。自分自身も気合が入り、無失点で抑えることができたので、今シーズンで一番楽しい試合でした。

-来季の目標は

東 来年の抱負は2年連続2桁勝利と2年連続の規定投球回数。チームの柱になれるようにがんばりたいと思います。