ロッテ井上晴哉内野手(29)が28日、「中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞2018」の収録に臨んだ。日本シリーズMVPソフトバンク甲斐やパ・リーグMVP西武山川らとともにゲストで登場。自身の記憶では初めてのバラエティー番組の収録で「何で僕がここにいるのかよく分からない。『なんで尽くし』なんですが、胸を張れる数字は残せたと思う」と背筋を伸ばした。

小さい頃から毎年同番組を楽しみにしており「僕も(楽しみにしている)その一員だったんですけど、今日はスタジオということで緊張しています」と汗をぬぐった。過去の同番組では、元広島佐々岡真司氏が乱闘で襲われるシーンが印象に残っており「地元が広島なので。乱闘シーンは『うわー』ってなりますよね。僕はあんまり乱闘の経験はないですが」と笑った。

自身の今年一番印象に残っているプレーは、好プレーには6月23日の西武戦で放った逆転満塁本塁打。珍プレーには10月10日の日本ハム戦で、飛球を追って勢い余ってカメラマン席に飛び込んだプレーを挙げ「(VTRに)どれか入ってたらうれしいですね」と話した。

今季は打率2割9分2厘、24本塁打、99打点といずれもキャリアハイの成績を残し、来季は100打点が目標だ。「とりあえず100打点は打てるようにしたい。常に毎日が全力なので、その中から(おもしろい)プレーが生まれるかもしれないですね」と笑顔を見せた。「中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞2018」は、12月8日午後9時からフジテレビ系列で放送される。