ソフトバンク王貞治球団会長(78)が3日、工藤公康監督(55)の前で、1年でも長く工藤政権が続くことを望んだ。

福岡市内のホテルで王会長を支援する地元企業有志による後援会「王讃会」の懇親パーティーが行われた。会員90人と工藤監督ら球団首脳が出席。

あいさつに立った王会長は「勝負はやっぱり勝たないといけないなと思ったシーズンだった。工藤監督が短期決戦の戦い方を研究して、選手たちをコマのように動かしてくれて、選手たちも期待に応えてくれた」とCS、日本シリーズと短期決戦を勝ち抜いた采配を絶賛。「みなさんと一緒に改めて拍手を送りたい。命を張ってホークスの監督を務めてくれている。1年でも長く監督をしてほしい」と褒めたたえた。