阪神は3日、大阪市の「ザ・リッツ・カールトン大阪」で新人7選手の入団会見を行った。ドラフト1位の大阪ガス・近本光司外野手(24)は、名物編集委員、高原寿夫の直撃取材に「すいきん近本、ドッカン!といきたい!」と威勢良く宣言。太陽系の惑星の並びの順を表す「水金地火木土天海」にかけて、ユニークな野望を明かした。背番号は新庄剛志らが背負った「5」に決定。宇宙規模のスター選手を目指す。

近本は背番号が5に決まり、誓いを新たにした。かつて新庄や浜中、ゴメスや西岡らが背負った主力番号。「思い浮かぶのは新庄さん。歴代の5番をつけられた先輩方のように活躍したい」。お立ち台で「明日も勝つ!」と名セリフをはくなど、同じ中堅で一時代を築いた新庄級の大活躍を目標に掲げた。

新人年の目標は「新人王と盗塁王」と宣言。阪神では01年に赤星憲広が獲得して以来のダブルタイトルになる。矢野監督は「大したもの。みんなの前で言うのは、自分にもプレッシャーをかける。そこを目指すというのがハッキリしているのとしていないのは、全然違う」と期待を高めた。

今年3月に未夢(みゆ)夫人と結婚し、1日に挙式したばかり。「優勝旅行に(家族を)連れて行きたいですね。リーグ優勝、日本一を勝ち取って」。ハネムーンをV旅行にロックオン。バラ色のオフを目指す。