阪神矢野燿大監督(50)が7日、阪神移籍を決断した西勇輝投手(28)を歓迎した。この日、大阪市内で3度目の交渉を実施。指揮官も同席して口説き落とした。

報道陣の前に姿を見せた矢野監督は「いや、あの良かったなと。ほんと球団の方が大変よく根気強くやってくれた。西にも感謝ですし、球団にも感謝したいです」とホッとした表情で話した。

約1時間の交渉では矢野監督から熱い言葉も飛び出した。「口説き文句とか、僕はそういうことを言えるようなタイプじゃないですけど。でも僕がずっと言ってるようにファンを喜ばせたいというなかで、西が入ってくれて、そこに近づいていけると思う。そういうところで一緒にファンを喜ばせたいということを伝えた」と、その一端を明かした。

西の背番号は16に決定。近日中に入団会見が行われる。