日本ハム斎藤佑樹投手(30)が10日、オリックスからの移籍が決まった金子を“お手本”とする心づもりを明かした。「球界を代表する投手だし、すごい人。たくさん見て聞いて、勉強していきたい」。通算120勝、開幕投手を6度務めた同じ右腕から、飛躍のヒントを学び取るつもりだ。

この日は千葉・鎌ケ谷で自主トレを実施。ネットスローでは投球時の体重移動を意識して取り組んでおり、特に右足の蹴り方と左足の着地の仕方に重点を置いているという。今季は3試合登板にとどまり、0勝1敗、防御率7・27という結果に終わった。「具体的な数字とかではなくて、とにかく1勝でも結果が出せるように」。復活へ、35歳のベテラン右腕から刺激を受ける。