阪神矢野燿大監督が、MBSテレビ「せやねん!」(毎週土曜日午前9時25分放送)に生出演し、来季日米21年目の藤川球児投手をクローザーに固定起用するプランを披露した。

質問コーナーで「抑え投手は決まっていますか」と問われると「競争ですが」と前置きした上で、本音を明かした。

「球児でいいんじゃないかな、という思いもあります。経験もありますし、球児がそこをやるっていうふうに、自分で自分にプレッシャーをかけている。状態さえ良ければ」。

来季から、1軍戦に出場できる出場選手登録の人数が1人増の29選手に拡大。ベンチ入り25人は変わらないが起用法に幅ができる。

矢野監督は「球児を休ませるとか。球児がストッパーをやっているなかで(登録抹消した場合の再登録までの)10日(不在)ならしんどいけど、29人目が戦力でいてくれるのは発想の広がりがある。使い方によっては大きな1枠」とうなずいた。