新元号第1号は俺が打つ! 日本ハム清宮幸太郎内野手(19)が15日、東京ドーム内にある野球殿堂博物館を訪れ「野球報道写真展2018」の見学会に出席した。見学後に報道陣から、来年5月の元号改正後球界初の本塁打について問われた。改正後の初試合は5月1日の西武戦が予定されているが「タイミングが合えば」と新たな1つの目標として掲げた。

高卒1年目の今季、放った本塁打数は“世界の王”に並ぶ「7」だった。写真展には、5月9日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で第1号を放った時の写真パネルも展示される。その時の記憶をよみがえらせながら、パネルに記念のサインを書き入れた。「今年あった数多くの名場面の中に、こうして入れていただいて光栄です」と話した。

この日ラグビーのトップリーグ(TL)ヤマハ発動機の監督を今季限りで退任する父克幸氏が、TL決勝トーナメント兼日本選手権の3位決定戦(対トヨタ自動車)に勝利した。観戦した清宮は「勝って良かったなと思います。最後いい試合を見られた」と笑顔だった。【山崎純一】