来年1月に39歳になるヤクルトのベテラン石川雅規投手(38)が、日本ハムのドラフト1位吉田輝星投手(17)との対戦を熱望した。

石川は19日、都内の球団事務所で契約更改。2500万円減の9500万円でサインした。

契約した年俸について聞かれ「忘れました」ととぼけた石川だったが、同じ秋田出身の吉田輝について質問されると「(金足農は)1試合1試合強くなっていった感じがしましたし、誰がどう見てもその中心に吉田くんがいた。まとまったすごく良いピッチャーだなという印象があります。力強いまっすぐを投げますし、フィールディング、クイックがすごく上手。早くプロの水に慣れて、プロの雰囲気に慣れれば(1軍に)出てくるのは早いのかなと思う。ケガをしないように頑張ってほしい」と評価。その上で「そういう選手とまたプロの舞台で戦えるように、僕も頑張りたいなと思います。僕にとっても励みになります」と話した。

石川は来季に向け「まずはローテーションのポジションを奪わないといけないので、そこを目指して頑張っていきたい」と意気込んだ。今季登板は22試合。「そこをしっかりと増やすためにもポジションをつかまないと。正直、先発で投げていても規定投球回数にいかないとあんまり意味がないと思うので。ここ数年、投げていないのでハードルが高いのかもしれないですけど、ポジションをつかめたら、次は何勝とかよりも規定投球回数にいきたい」と目標を定めていた。(金額は推定)