西武から巨人にFA移籍した炭谷銀仁朗捕手(31)の人的補償として、内海哲也投手(36)が西武へ移籍することが20日、発表された。

西武辻監督は内海に高い期待を寄せた。20日午後、優勝旅行先のハワイから帰国。獲得の決め手を問われ「いっぱいあります。まず、即戦力。経験も十分。若い投手に間違いなくプラスになる。交流戦を見ても、パ・リーグ相手に結果を残している。振ってくる打者が多いパ・リーグでは、コントロールと、かわせる技術がある投手はいいんじゃないかな。(同じ左腕の菊池)雄星が抜けることもある。試合を作ってくれる可能性が非常に高い」と答えた。交流戦通算58試合22勝19敗、防御率2・81の実績と経験を買った。

巨人から届いた獲得可能選手のリストを最初に見た時から、目を付けていたという。ハワイ出発前日の13日に球団と話し合い、内海を第1候補とすることを確認。検討を重ね、最終結論に至った。エース菊池と最年長ウルフが抜ける先発陣の補強は急務だった。辻監督は「(リストには)これからの投手もいたが、1年、頑張ってもらって、そこから2年、3年とやってもらえたら。優勝も経験したベテラン。明るい性格だし、若い人の話し相手、アドバイスもしてもらえたら」と、最後まで期待の言葉を並べた。【古川真弥】