巨人亀井善行外野手(36)と今村信貴投手(24)が21日、西武から巨人にFA移籍した炭谷銀仁朗捕手(31)の人的補償として、西武に移籍した内海哲也投手(36)との別れを惜しんだ。

ともにジャイアンツ球場で自主トレを行った。同い年の亀井は「言葉がないよ。なんて言っていいか分からない。ショックはでかいよね」と消え入るような声で下を向いた。内海は東京ガスから入団。その1年後に亀井は中大から入団し「14年間一緒にやらせてもらって、あいつことは中学校から知っている人間だから」と振り返った。

来季は“敵”として交流戦、日本シリーズで対戦の可能性がある。「交流戦であいつの顔を見られたらいい。(対戦は)できるかどうか分からないですけど、楽しみにしています」と前を向いた。

同じ左投手で今オフの自主トレをともに行う今村は「正直めっちゃ悲しいです。内海さんを見て育ってきましたし、追いかけて7年やってきた。いなくちゃいけない存在だったんですけど、こういう形になってしまったので、何とも言えない気持ちです」と唇をかんだ。

今季は開幕2軍スタートも6月6日の楽天戦で初登板し、2年ぶりの白星をマーク。13試合で自己最多の6勝を挙げた。「『人がどうこうとかそういうのは関係なしに、自分の投球をすればいいピッチャーなんだから』と言っていただいた言葉が心に残っている。決まったことは変わらないので、僕は恩返しをするだけ。自主トレでできるだけいっぱい吸収して、日本シリーズで投げ合えたら最高ですし、それが恩返しなのかなと思います」と“師匠”の教えを実践し、投げ合える日を心待ちにした。