中日与田剛監督(53)が4日に名古屋市内で行われた球団年賀式に出席。「怖いイメージがあるが、一番教わったのは愛情。選手やファンへの愛情をつないでいきたい」。恩師である故星野仙一氏の一周忌に、決意を新たにした。

-優勝するためには

「2月1日からしっかり選手たちを見てから。簡単ではないのは十分承知。どうやって戦っていったらいいかをしっかりチェックして、スタッフと相談して1年間やっていきたい」

-星野仙一さんの一周忌で墓前に報告は

「いや、それは特に」

-年末には星野さんのように熱くと話していたが

「幸せな立場、自分の夢がかなった人間たちが集まっている集団。とにかく思いをしっかりつないでいきたい。一時代を引き継がせてもらうだけだが、いい形にしたいと思います。僕の色を出そうとは思っていない。とにかく選手、スタッフと協力して、束になってかかっていく」

-巨人、阪神が補強しているが

「ガルシアとロメロが代わっただけですから。与えられた戦力で戦っていく。選手たちにとっては大きなチャンス。どんどん試合に出してもらえるようにアピールしてもらうのが僕の願うところ」

-初詣は

「行かない。(おみくじも)引かない。予定もない。引くという作業は(ドラフトだけで)もういい。いいものはいいもので終わっておこうと思う。あの後に不吉なものを引いてしまうと。意外と気が弱いので」

-三が日は

「家でのんびり。選手たちの資料は暇な時間がある時はずっと見ています。イメージは頭の中に入れようと」