巨人から人的保障で西武へ移籍した内海哲也投手(36)が5日、自主トレ先の鹿児島・奄美大島へ羽田空港から出発した。

自主トレをともにする巨人今村信貴投手(24)、大江竜聖投手(19)も同便で出発した。

内海は新天地で迎える16年目のシーズンへ向け「1年間戦える体づくり」を自主トレのテーマに掲げた。「ジャイアンツでも同じことですけど、1発目をかますじゃないですけど、『おっ?』と思わせることが大事。特に新天地でやるので『どうなんだろう』という目で見られると思う。しっかりと体を仕上げて、ライオンズに行きたいと思います」と気合十分。目標の「開幕ローテ入り」へ気持ちを高めた。

巨人の期待の左腕2人も鼻息を荒くする。昨季6勝を挙げた今村は「聞けることはいっぱい聞きたい。改めて自主トレではどういったことが大切なのかを聞きたい」と“復習”も兼ねて進化への糧にすると話した。

今季で3年目を迎える大江は初めての同行。「野球のことも私生活のことも聞けることを全部聞きたい。今の時期はどういう調整をすればいいのかも質問したい」と目を輝かせた。