丸刈りの「ゴジラ2世」が、丸の“誘惑”に負けた!? 巨人ドラフト5位の松井義弥内野手(18=折尾愛真)が10日、川崎市のジャイアンツ球場で新人合同自主トレ2日目に参加。同球場で初の自主トレを行った、広島からFA加入の丸の打撃練習に目を奪われた。

室内練習場でノックを受けている最中、同じフィールドの隅で丸がマシン打撃を行っていた。「シュッ! シュッ!」と声を出しながらスイングするスラッガーの姿に「あまり見ないようにしていました。自分たちも練習中なので…」。高ぶる気持ちを抑え、目の前の白球に集中。だが「チラッ、チラッとは…」と自然と目線が向いた。「バットであんな音が出るんだなと。やっぱり違うな、すごいなと感じました」。超一流のすごさに思わず目を丸くした。

身長191センチ、体重90キロ、左打ちの18歳はロッカールームであいさつし「やっぱりオーラがありました」と感動。「何を聞いても勉強になる。何かを教えてもらえれば、全てがためになると思うので、それを自分の力にしたいです」と金言を心待ちにした。【桑原幹久】