ソフトバンク大竹耕太郎は武田翔太との「二人三脚トレ」で2年目のシーズンに挑む。

大竹は武田より2歳年下。だが「新聞などでは弟子入りと言われるけど、教わると言うより2人で作り上げるという感じです」。武田から大竹へのアドバイスはもちろん、先輩後輩の隔てなく大竹からも武田へ助言や意見を遠慮なく言える関係性だ。理想とする投球フォームや技術論で共通するところが多く、お互いの課題や修正点を話し合い、まさに二人三脚で前に進もうとしている。

昨季は育成入団から支配下を勝ち取り3勝を挙げた。「昨年は育成として入って、期待とかあまりされない中で開き直ってやれた」。飛躍を期待される今季は「開幕1軍、開幕ローテに食い込みたい。1年間投げ続けて2ケタ勝利を挙げたい」。目標に向かい、師匠ではなく同志・武田と理想のフォームを追求する。