キャンプに向けて、真っすぐに調整する。DeNAのドラフト1位上茶谷大河投手(22=東洋大)が18日、ベイスターズ球場で行われた新人合同自主トレで3回目のブルペン入りをした。

座った捕手に23球。直球のみで丁寧に内外角のコースに投げ分けた。16日から中1日で、約8割の力で右腕を振った。制球のばらつきを修正する目的があり「体が開いて、腕が遅れて出てくる。それを修正してきれいに回れるように」と振り返った。

独自の感覚で1軍キャンプを狙う。今後もブルペン入りを予定するが、変化球はほぼ投げないと明言する。「僕の考えではストレート中心。ブルペンではあまり変化球を投げない。2、3球投げて分かればいいんで」。細かな指先の感覚は実戦やキャンプイン直前のブルペンで全力投球をする際、ほんのわずか確認できればいい。キャッチボール中も変化球を試さず、直球の制球を磨く。