ロッテ涌井秀章投手(32)が、中日松坂と新背番号18対戦を熱望した。石垣島キャンプ初日の1日、紅白戦に先発。変化球を交えて打者4人に17球を投じ、内野安打は許したが、無失点に抑えた。「今日はまず投げられたことがよかった。あとは球の強度を上げていくだけ」と順調な仕上がりをアピールした。

背番号16から18に変更して初めて実戦に臨んだ。スマートフォンで中日松坂のニュースを見ると「やっぱり松坂さんは18番が似合ってるなと。松坂さんと対戦したい」。あらためて横浜高校の先輩で、西武でともにプレーした憧れの存在との再会を心待ちにした。

11日にキャンプを打ち上げてからは、13の練習試合が予定されている。「コーチと話し合って、練習試合で投げるのであればその日程に合わせていきたい」と今後の見通しを語った。