オリックス東明大貴投手(29)が3日、宮崎市清武での春季キャンプで2度目のブルペンに入り、78球を投じた。

「今ちゃんと投げられているのはいいと思います。去年はリハビリ明けだったので」。17年8月に右肘のクリーニング手術を受け、昨春はブルペンには入らずリハビリに専念した。ブルペンでは打者を立たせて投球。「打者を立たせた方がイメージつきやすいので。(テーマは)コントロールと真っすぐの精度を高めたい」と意気込んだ。

昨季は手術明けのこともあり、7試合の出場で1勝4敗に終わった。「手術前の状態に近づけようとは思っていない。どうこういっている暇はないので」。6年目の今季、先発ローテーション争いへ向け、ひたむきに汗を流す。