楽天ドラフト6位の渡辺佳明内野手(22=明大)が12球団のルーキー最速で「対外試合1号」をマークした。

「9番二塁」で先発。6回の第2打席、追い込まれてから変化球を3球続けてファウルにして粘り、最後はロッテ田中が投じた138キロのスライダーを右翼席に運んだ。大学時代は練習試合を含めても本塁打ゼロ。「(本塁打は)高校3年の練習試合以来です。インコースのボールに対応して、自分のスイングができました」と喜びがあふれた。

祖父は横浜高前監督の渡辺元智氏。「シーズンで打てた時、ホームランボールを(祖父に)渡したい」と、さらなる活躍を誓った。