張本勲氏が24日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」に出演。恒例のプロ野球キャンプリポートを行った。

同じ広島出身で毎年キャンプで打撃指導している日本ハム中田翔内野手には今年も熱血指導。それでも「やっぱり中田が心配。全日本の4番を打つ柳田(ソフトバンク)がケガをしてるわ、筒香(DeNA)も形が崩れているし。ちょっと手直ししなきゃいけないけども中田が心配。あの形じゃ打てないですよ。ステップが広い。何十回も何百回も言ってるけどなかなか直らない。それとそっくり返って後ろに重心が乗っかってるから」と熱く語った。

中田について今回は30~40分、日本ハムのコーチの許可をもらって直接指導したという。

「この形で打てと。打てなかったらオマエの給料を私が払ってやるからと。日本一のバッティングの指導者が言っているんだから間違いないと。本人が納得しないと変えないんだけども、今回は納得してくれていると思いますよ」

また2年目を迎える日本ハム清宮、ロッテ安田については「1年たって体力がついてきた。期待できますね」と話していた。

一方ゲスト出演した石毛宏典氏は広島のドラフト1位小園海斗内野手についてコメント。

「小園に注目しています。打撃は剛というより柔。守備は言葉は悪いが、こましゃっくれたプレーをする。ちゃらんぽらんのように見えますが身体能力が高い。近い将来、小園がショート、菊池がセカンドで忍者っぽい二遊間になるのでは」と話していた。