昨季、日本一のソフトバンクとパ・リーグ優勝の西武が練習試合で激突し、15安打を放った西武が8-3で勝利。西武打線はソフトバンク先発武田に9安打を浴びせ5点を奪い2回途中でKOした。ソフトバンクは甲斐の2ラン、真砂のソロで計3点だった。

西武金子侑3の3で1番定着アピール 辻監督も満足

西武7位佐藤が2適時打「積極的に振って」アピール

ソフトバンク武田は予定3回持たず9安打5失点KO

ソフトバンク甲斐チーム1号も…8失点リード面反省


チーム
西 武
ソフト

【ソ】武田、高橋、中田、二保、川原、松田、甲斐野

【西】伊藤、野田、田村、武隈、増田

【本】甲斐(ソ)金子侑(西)真砂(ソ)


試合経過

西武打線がソフトバンク先発武田に9安打を浴びせ5点を奪い2回1/3でKOした。2回に9番ドラフト7位佐藤龍世内野手(22=富士大)の右前2点適時打、秋山の右犠飛で3点を先制。3回にも4連打で2点を挙げた。ソフトバンクは2回に甲斐が右翼席へチーム対外試合1号となる2ランを放った。


西武は5回、1死二塁からドラフト7位佐藤龍世内野手(22=富士大)のこの日2本目の適時打となる左前安打で1点を追加。さらに金子侑がソフトバンク中田の140キロ直球を右翼ポール際へ場外2ランを放った。


ソフトバンクは8回に真砂のソロで1点を返すが、反撃もそこまで。9回にドラフト1位甲斐野央投手(22=東洋大)が対外試合初登板。先頭の西武山田から空振り三振を奪い、後続を三ゴロ、三ゴロにしとめ、1イニングを完璧に抑えた。直球の最速は155キロを計測した。15安打を放った西武が8-3で勝利した。

対外実戦に初登板した甲斐野央は西田哲朗(左)から記念球を受け取る(撮影・栗木一考)
対外実戦に初登板した甲斐野央は西田哲朗(左)から記念球を受け取る(撮影・栗木一考)
5回表西武1死一塁、金子侑司は中田賢一から右越えに2点本塁打を放つ(撮影・今浪浩三)
5回表西武1死一塁、金子侑司は中田賢一から右越えに2点本塁打を放つ(撮影・今浪浩三)
5回表西武1死一塁、金子侑司は右越えに2点本塁打を放つ(撮影・栗木一考)
5回表西武1死一塁、金子侑司は右越えに2点本塁打を放つ(撮影・栗木一考)
2番手で登板した高橋純平(撮影・栗木一考)
2番手で登板した高橋純平(撮影・栗木一考)
3回途中5失点で降板する武田翔太(右)(撮影・栗木一考)
3回途中5失点で降板する武田翔太(右)(撮影・栗木一考)
2回裏ソフトバンク2死一塁、甲斐拓也は右越えに2点本塁打を放ちベンチ前でナインの出迎えを受ける(撮影・栗木一考)
2回裏ソフトバンク2死一塁、甲斐拓也は右越えに2点本塁打を放ちベンチ前でナインの出迎えを受ける(撮影・栗木一考)
2回表西武1死一、二塁、山川穂高の打球を好捕する上林誠知(撮影・栗木一考)
2回表西武1死一、二塁、山川穂高の打球を好捕する上林誠知(撮影・栗木一考)
練習試合 先発する武田翔太(撮影・栗木一考)
練習試合 先発する武田翔太(撮影・栗木一考)
練習試合 先発する伊藤翔(撮影・栗木一考)
練習試合 先発する伊藤翔(撮影・栗木一考)
ソフトバンク対西武 辻発彦監督(左)と談笑する工藤公康監督(撮影・今浪浩三)
ソフトバンク対西武 辻発彦監督(左)と談笑する工藤公康監督(撮影・今浪浩三)

スタメン

【ソフトバンク】

1(右)上林

2(遊)今宮

3(中)柳田

4(一)内川

5(指)中村晃

6(三)松田宣

7(左)福田

8(捕)甲斐

9(二)牧原

先発投手=武田

【西武】

1(左)金子侑

2(遊)源田

3(中)秋山

4(指)山川

5(捕)森

6(二)外崎

7(右)木村

8(一)呉

9(三)佐藤

先発投手=伊藤