広島からFA加入した巨人丸佳浩外野手がマツダスタジアムで「ビジターデビュー」を果たした。

古巣との初対戦は2打数無安打、2三振、1四球。慣れ親しんだ球場に「もともと僕が知っているマツダスタジアムの打席、景色だった」としつつも、三塁ベンチからは「初めての光景でしたけれど、少しずつなれていけたら」と振り返った。

予想外の歓迎ムードに感謝した。大ブーイングの洗礼も覚悟したが「あまり、想像していなかった。温かく迎えてくださって感謝したい」とスタンドの広島ファンからの声援がうれしかった。

試合前には元同僚の菊池涼、田中広、鈴木らとあいさつを交わし談笑。開幕で対峙(たいじ)する広島打線の印象を問われ「しっかりと強いスイングでくる打線だと改めて思った。チャンスで振りにいける強さを感じた」と警戒した。