実戦2試合目となる中日のドラフト1位根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)が「6番遊撃」でスタメン出場。2打数無安打に終わりプロ初安打は出なかった。

小雨の降る中、デビュー戦の9日に続き、この日もスタンドには根尾効果で多くのファンが詰めかけた。阪神の先発は、昨季中日でチームトップの13勝を挙げ、阪神に移籍した左腕ガルシア。

▼第1打席(2回表2死走者なし、投手はガルシア)初球137キロの直球をファウル。2球目137キロ直球をファウル。カウント0-2からの3球目、139キロの直球にバットを合わせ、打球は放物線を描き、左翼へ。客席から「おぉー」と本塁打を期待する声が出たが、打球はフェンス間際で左翼手島田のグラブへ。左飛に倒れた。

▼初守備機会(2回裏1死満塁、打者は荒木)中間守備の遊撃に鋭いゴロ。二塁付近で冷静にグラブに収め、二塁手三ツ俣へアンダートス。6-4-3の併殺を落ち着いて完成させた。

▼第2打席(4回表無死走者なし、投手はドリス)2球ボールを見送り、3球目直球を見逃し。4球目142キロの直球、5球目133キロの変化球をファウル。6球目143キロ外角の直球にバットを合わせるも、第1打席と同じ左飛に倒れる。デビューからの4打席はメッセンジャー、ガルシア、ドリスと3投手すべて外国人が相手でいまだ無安打。

▼4回の守備機会(4回裏無死二塁、打者は俊介)正面のゴロを前にはじいたが、冷静に処理して一塁アウトに。

▼交代 5回裏の守備からベンチに退いた。

【中日】

1番(右)伊藤康

2番(左)近藤

3番(指)藤井

4番(一)モヤ

5番(二)三ツ俣

6番(遊)根尾

7番(三)溝脇

8番(捕)石橋

9番(中)滝野

先発投手 山本

【阪神】

1番(二)荒木

2番(左)島田

3番(中)高山

4番(右)板山

5番(捕)梅野

6番(指)俊介

7番(一)藤谷

8番(三)熊谷

9番(遊)植田

先発投手 ガルシア