「3Kデビュー」を掲げた。日本ハムのドラフト1位吉田輝星投手(18=金足農)が10日、対外試合初登板となる12日イースタン教育リーグ楽天戦(鎌ケ谷)へ向け、ブルペンで41球の最終調整を行った。

9日に1回2奪三振で“デビュー”した同5位・柿木の登板は「…正直、風呂に入っていました」と、後から映像でチェック。同期生の好投を刺激に「しっかり自分の投球をすれば、それなりに通用するということが感じられました。2個三振を取られたので、3つ取るしかないです」と宣言した。

この日のブルペンでは、2月下旬に右前腕部に張りが出てから初めて、ツーシームとカーブも試投。だが「(試合では)そんなに変化球は投げるつもりはない。ストレートで勝負したい」と言い切った。登板予定は1イニング。昨夏の甲子園を沸かせたキレのある直球で、全打者から三振を狙いに行く。