楽天の4番に入った島内宏明外野手が1号ソロを放った。

打率5割超で絶好調に見られがちだが「何かタイミングが合わせづらい。野球の難しさですね」。本塁打の打席は「外角が遠く見えていたので、茂木のように右足を(しぼりながら内側に)入れて強いスイングを心掛けた」。同僚にヒントを得て、左腕今永から逆方向の左翼席へ運んだ。浅村にも助言を求めるなど、引き出しを増やす。「自分の形に戻すのは簡単。今は気持ち悪くても、自分の打ち方じゃない打ち方で」と天才肌ならではのトライを続ける。