DeNAドラフト1位の上茶谷大河投手(22=東洋大)が、開幕2戦目の先発に浮上していることが15日、分かった。16日のソフトバンク戦(横浜)に先発し、このまま中6日で調整を続ければ、23日西武戦(メットライフ)を経て30日の開幕カード中日戦(横浜)を迎えることになる。

昨季の開幕投手石田が左肘の張りで離脱。若手の京山、阪口らも結果を残せず、2軍へ降格した。その中で、対外試合デビューから8イニング連続無失点中の上茶谷へかかる期待は大きいようだ。三浦1軍投手コーチはかねて「いい投手を(ローテに)入れるだけ」と話している。

新人の開幕2戦目の先発となれば、球団では1986年(昭61)高橋一彦以来、33年ぶりとなる。この日、横浜スタジアムで全体練習をこなした上茶谷は、ソフトバンク戦を前に「1試合、1試合頑張るだけ」と意気込みを口にした。順調に結果を残し、大役をつかむ。