オリックス佐野皓大外野手(22)がスタメン起用に応える同点適時三塁打を放った。

高卒5年目にして、2度目のスタメンに抜てきされ、1番中堅で出場。第1、2打席は三振に倒れ、1点ビハインドで迎えた5回。1死一塁から中日の左腕ロメロの外角への152キロ直球をたたき、右中間を破る同点打とした。続く福田の内野ゴロの間に勝ち越しのホームを踏んだ。

佐野は大分高から14年ドラフト3位で投手として入団。3年間で1軍での登板はなく、17年オフに育成契約となり、野手に転向。昨年7月31日に支配下登録を勝ち取った。50メートル5秒8の快足を生かすため、昨年からスイッチヒッターに挑戦。2月の春季キャンプでは脚力を期待され、途中から1軍に昇格。ここまでオープン戦で6盗塁を記録するなど、持ち味の走力を発揮し、アピールを続けてきた。