4年ぶりに復帰した巨人原辰徳監督(60)が、第3次政権初勝利を飾った。

2点リードの9回無死一、二塁、攻撃的新打線の象徴だった「2番坂本勇」に犠打のサインを出した。

「私の中では最善策。ゲームを支配する、勝つということですね」

開幕戦から6番ゲレーロ、7番中島と2人を入れ替え、新オーダーを組んだ。ゲレーロは4回に今季のチーム初得点となる2点適時二塁打を放つと、6回には広島を突き放す2点中前適時打。

4年ぶりの勝利後、雨上がりの敵地マツダスタジアムには虹がかかった。

「1勝目のような感じがしますね。何勝かしているというのは覚えてない。初勝利だ。バンザイ!」