阪神福留孝介外野手が通算1000打点に王手をかけた。6回1死一、三塁の右前適時打で999打点目。3日巨人戦で大台に乗せれば41歳11カ月での達成となり、中日谷繁の42歳5カ月に次ぐ史上2番目の年長記録となる。「その打席その打席で出来ることをしっかりやって。でも明日につなげなければ意味がない」と、継続の大事さを繰り返した。

開幕カードのヤクルト3連戦(3月29~31日)で沈黙していたバットが、東京ドームでは快音を響かせた。2回の初打席で今季初安打を中前に運び、6回の適時打でマルチ安打をマーク。これで阪神入団後の東京ドーム初戦の通算打率は5割2分2厘(23打数12安打)、通算6打点と、相性のよさは変わらず。「自分の中でいいものは、大事にしていきます。ただチームが勝たなければ」。勝利につながる1000打点にする。