西武山川穂高内野手(27)が、球史に残るレジェンドに肩を並べた。2回に先制となる推定飛距離145メートルの特大9号ソロを放つと、続く3回には左翼スタンド中段へ高々と運ぶ115メートルの10号2ラン。2年連続の両リーグ2桁一番乗りは、王貞治ら名だたるホームランアーチストだけ。

▼山川が両リーグ10号一番乗り。昨年の山川は4月28日の10号、7月1日の20号、8月10日の30号、9月15日の40号と、すべて両リーグ一番乗りしており、10号は2年連続最速で、昨年のチーム22試合目より1試合早い。2年以上続けて両リーグ10号一番乗りは65~67年王(巨人=3年)72~74年田淵(阪神=3年)80、81年ソレイタ(日本ハム)91~93年ブライアント(近鉄=3年)11、12年バレンティン(ヤクルト)に次いで6人目。日本人選手では72~74年田淵以来、45年ぶり。