阪神がドラフト1位ルーキーの逆転アーチで最下位から脱出した。1点を追う9回2死一、三塁で近本光司外野手(24)が左翼に4号3ランを放った。劇的な逆転勝利でDeNAに3連勝を飾った。

▼ルーキー近本が9回2死から逆転の4号3ラン。阪神選手が最終回の2死から打った逆転弾は、08年7月6日横浜戦で金本が9回表に記録(6-7→8-7)して以来10年ぶり。新人では66年8月2日巨人戦の広野(中日)が9回裏に満塁サヨナラ弾を記録(3-5→7-5)して以来53年ぶり。ドラフト制後、新人の9回2死からの逆転弾は近本で2人目となった。また4月までに4本塁打を放った新人は03年村田(横浜=7本)以来で、阪神では2リーグ制後初めて。