新時代に輝くのは、君たちだ!! 野球、スポーツ、レース、芸能、社会面で、各分野の記者がイチ押しする「令和スターは君だ!」をお届けします。
<佐々木朗希(17)高校野球 大船渡高>
「東北悲願の大旗白河越え」
大谷(エンゼルス)を超える高校生史上最速の163キロを誇る「令和の怪物」。190センチの長身から投げ下ろし、日米プロ球団のスカウトが潜在能力を絶賛する。地元の公立校から夏の甲子園で「大旗の白河越え」を狙う。
<清宮幸太郎(19)プロ野球 日本ハム>
「主役」
史上最多の高校通算111本塁打を引っさげプロ入り。1年目は目標の王貞治氏と同じ7本塁打。今季は故障で出遅れも、ポテンシャルを開花させ、スケールのでかい活躍で新時代の主役を張る。
<藤原恭大(18)プロ野球 ロッテ>
「トリプルスリー」
大阪桐蔭時代は4番として甲子園春夏連覇に貢献。開幕戦では球団高卒新人54年ぶりのスタメンを勝ち取り、安打を放った。将来的にはトリプルスリーが可能な逸材で、現在は体作りに励んでいる。
<森友哉(23)プロ野球 西武>
「新時代初捕手2000H」
鳴り物入りで飛び込んだ「打てる捕手」も今年でプロ6年目。脂の乗った年齢にさしかかる令和初期、西武黄金時代をもたらすと同時に野球界をけん引。令和初の捕手2000安打も夢じゃない。
<オコエ瑠偉(21)プロ野球 楽天>
「走攻守全てで魅了」
4年目開幕初スタメン。説明不要の身体能力に加え「バレルゾーン」に対する意識など貪欲な探求心が結果に表れてきた。平石監督が「独特のスケール感」と表現するポテンシャルは計り知れない。
<高橋礼(23)プロ野球 ソフトバンク>
「新人王」
2年目で先発ローテに定着したサブマリン。長身からダイナミックな下手投げと甘いマスクでスター性十分。令和元年の新人王を狙い、球界を代表するアンダースローへ。
<山本由伸(20)プロ野球 オリックス>
「打者粉砕快足右腕」
昨季はセットアッパーでブレーク。3年目の今季は志願の先発再転向。独特のフォームから最速156キロの直球にキレ味抜群の変化球で打者を粉砕。今後勝ち星を積み重ねていくに違いない。
<岡本和真(22)プロ野球 巨人>
「巨人から日本の主砲へ」
昨年、第89代4番を任され、プロ野球史上最年少で「3割・30本・100打点」を達成した。今季は開幕から不動の4番で、打線をけん引。プレミア12、東京五輪など、日本の主砲としても期待される。
<村上宗隆(19)プロ野球 ヤクルト>
「未来の主軸候補」
ヤクルトの未来の主軸候補として期待される背番号55“燕のゴジラ”。1年目の昨季は、初打席初本塁打の衝撃デビューを飾った。今季は10代では球団初となる2戦連続決勝弾を放つなど、奮闘中だ。
<上茶谷大河(22)プロ野球 DeNA>
「精密エース候補」
東洋大時代、1試合20奪三振を記録した18年ドラフト1位右腕。DeNA投手陣の中でも1、2位を争うコントロールを武器に、開幕ローテ入りをつかんだ。将来のエース候補として、日々奮闘中だ。
<近本光司(24)プロ野球 阪神>
「NEWスピードスター」
ドラ1入団の50メートル走5秒8を誇る俊足ルーキー。小柄ながらパンチ力も魅力。令和元年の新人王にひた走る新スピードスターは5年連続盗塁王に輝いたあこがれの赤星憲広氏のような存在になれる。
<根尾昂(19)プロ野球 中日>
「4代目Mr.竜」
昨秋ドラフト1位で中日入団のスーパールーキー。キャンプ前の右ふくらはぎ肉離れ、2軍戦でのケガで出遅れている。未来は立浪和義(野球評論家)以来の4代目「ミスタードラゴンズ」を襲名だ。
<小園海斗(18)プロ野球 広島>
「魅せる遊撃手」
昨秋ドラフトで4球団が競合し、広島高卒新人で19年ぶり開幕1軍。走攻守に優れ、高卒新人では13年ぶりオープン戦2発と強い精神力も。日本を代表する、魅了する遊撃手となる日も遠くない。
<奥川恭伸(18)高校野球 星稜高>
「抜群の完成度」
完成度抜群の最速151キロ右腕。今春センバツは1回戦の履正社戦で17奪三振、3安打完封。2回戦で涙をのんだ雪辱を今夏に果たし、ドラフト上位でプロ入り、球界を代表する投手へ駆け上がれ。
<及川雅貴(18)プロ野球 横浜高>
「横浜史上最速腕」
及川と書いて「およかわ」。センバツでは不完全燃焼も、将来性はお墨付き。MAX153キロは名門・横浜の投手で史上最速。昭和、平成の偉大な先輩たちに総合力で迫れるよう、誠実に努力を重ねる。
<森木大智(16)高校野球 高知高>
「軟式150キロ更に進化」
中学時代に軟式で150キロ。運動能力と体格に恵まれ、高い学習能力も併せ持つ。浜口佳久監督が中学時代から継続して指導。硬式球では150キロはおろか、さらに球速は伸びる可能性が高い。
<西純矢(17)高校野球 創志学園高>
「闘志むき出し個性派」
ド派手なガッツポーズを審判に怒られるほど闘志むき出しの投球スタイルで、昨夏の甲子園で話題をさらった最速150キロ超の豪快右腕。満ちあふれるパワーは新時代を担うにふさわしい。
<石川昂弥(17)高校野球 東邦高>
「時代またぎ連覇へ」
今春センバツで3本塁打、投げて5勝の活躍で平成最後の甲子園優勝に導いた。東邦は平成最初の甲子園覇者でもある。2つの時代をまたぐ二刀流の怪物は、令和最初の甲子園Vの期待も背負う。
<島野愛友利(15)女子野球 神戸弘陵高>
「女子野球のリーダーへ」
大淀ボーイズ(大阪)のエースとして出場した昨夏ジャイアンツカップで、史上初の女子の優勝投手となり話題を呼んだ。最速124キロ右腕。知名度が高まれば、女性の野球人口増加につながるかも。
<大谷翔平(24)MLB エンゼルス>
「打者から復活」
メジャーでベーブ・ルース以来100年ぶりの二刀流選手。昨季1年目で新人王を獲得。シーズン後に右肘の手術で今季は打者専念だが、令和2年から二刀流復活を見込まれ、活躍が期待される。
<加藤豪将(24)MLB ヤンキース3A>
「メジャー昇格間近」
13年メジャードラフトでヤンキースから2巡目指名。日本人最高位指名を受けた。今季は初昇格した3Aで主軸に成長し、メジャー初昇格が近づいている。松井秀喜氏の指導で長打力もアップ中。