阪神の「令和初打点」は、梅野隆太郎捕手(27)が記録した。

2点を追う4回、3連続四球で1死満塁の好機をつくった。打席に立った梅野は、レフトへ抜けそうな鋭い打球を飛ばしたが、三塁手の安部が好捕。送球間に三塁走者の糸原が生還し、1点をかえした。

梅野は、新元号「令和」の典拠となった万葉集の一節「梅花の宴」の舞台となった福岡・太宰府市近く、同那珂川市の出身。名前にも「梅」が入るなど縁ある男が、令和の虎1点目をもぎとった。