阪神佐藤のすごみを感じる逆転2ランでした。恐らくフォーク狙いで、チェンジアップをホームラン。狙っていない球で、しかも甘く入ってくると引っ張りたくなるものですが、しっかりためてバックスクリーン方向に返した。首位打者を走り、打撃好調の要因が詰まった打席に映りました。

状況は1点を追う7回無死一塁。初回は同じように走者がいた場面で初球フォーク。柳はチェンジアップに比べてフォークの割合が多いので、佐藤も初球はフォークと読んだと思います。でも来たのは10キロほど遅いチェンジアップ。以前なら強引に仕留めにいくことが多かったところで、軽打で仕留めきったわけです。

佐藤自身が、流してもミートさえすれば飛んでいく驚異のパワーを再認識したこと。プラス、少々タイミングを崩されても体を前に出されることなく、引きつけて打てる技術の習得。この2つが大きな自信になって、高打率につながっているのでしょう。この日のように一振りで試合を決められるし、相手にとってこれほど怖い打者はいません。

単独首位をいく阪神ですが、課題が見えたのは初回の攻撃でした。1番近本が敵失で出て無死二塁。ここで中野、森下、佐藤が凡退して無得点に終わりました。ここで先制できていれば、柳に好投を許す展開にはならなかったはずです。

1番に近本が帰ってきて昨年の優勝オーダーが復活した上、セの打率上位を佐藤、森下、中野の3人で占め、森下と佐藤がキング争いしています。投手陣も11勝の高橋を中心に村上や才木らにも安定感があり、チーム防御率はセ1位です。これだけの戦力がありながら、独走できていないのは、勝負どころでの1本が少ないことも要因でしょう。ヒットでなくても進塁打や四球で十分な場面もある。状況に応じた打撃をすることが独走態勢を作れるかどうかのカギになるでしょう。(日刊スポーツ評論家)

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中日対阪神 7回表阪神無死一塁、佐藤輝明は2点本塁打を放ち笑顔でポーズする(撮影・上山淳一)
中日対阪神 7回表阪神無死一塁、佐藤輝明は2点本塁打を放ち笑顔でポーズする(撮影・上山淳一)
中日対阪神 7回表阪神無死一塁、2点本塁打を放つ佐藤輝明(撮影・森本幸一)
中日対阪神 7回表阪神無死一塁、2点本塁打を放つ佐藤輝明(撮影・森本幸一)
中日対阪神 7回表阪神無死一塁、右中間に2点本塁打を放つ佐藤輝明(撮影・森本幸一)
中日対阪神 7回表阪神無死一塁、右中間に2点本塁打を放つ佐藤輝明(撮影・森本幸一)
中日対阪神 7回表阪神無死一塁、佐藤輝明は右中間越えに逆転の2点本塁打を放ちダイヤモンドを駆ける(撮影・加藤哉)
中日対阪神 7回表阪神無死一塁、佐藤輝明は右中間越えに逆転の2点本塁打を放ちダイヤモンドを駆ける(撮影・加藤哉)
中日対阪神 7回表阪神無死一塁、佐藤輝明は2点本塁打を放つ(撮影・上山淳一)
中日対阪神 7回表阪神無死一塁、佐藤輝明は2点本塁打を放つ(撮影・上山淳一)
中日対阪神 7回表阪神無死一塁、逆転2点本塁打を放ち生還した佐藤輝明(右)は気迫の表情(撮影・森本幸一)
中日対阪神 7回表阪神無死一塁、逆転2点本塁打を放ち生還した佐藤輝明(右)は気迫の表情(撮影・森本幸一)
中日対阪神 7回表阪神無死一塁、右中間越え2点本塁打を放った佐藤輝明はベンチの藤川球児監督とタッチ。左は一走森下翔太(撮影・加藤哉)
中日対阪神 7回表阪神無死一塁、右中間越え2点本塁打を放った佐藤輝明はベンチの藤川球児監督とタッチ。左は一走森下翔太(撮影・加藤哉)
中日対阪神 7回表阪神無死一塁、佐藤輝明は2点本塁打を放ちダイヤモンドを1周する(撮影・上山淳一)
中日対阪神 7回表阪神無死一塁、佐藤輝明は2点本塁打を放ちダイヤモンドを1周する(撮影・上山淳一)
中日対阪神 7回表阪神無死一塁、佐藤輝明は2点本塁打を放ちダイヤモンドを1周する(撮影・上山淳一)
中日対阪神 7回表阪神無死一塁、佐藤輝明は2点本塁打を放ちダイヤモンドを1周する(撮影・上山淳一)
中日対阪神 7回表阪神無死一塁、佐藤輝明(左)は2点本塁打を放ち一走森下翔太とタッチをかわす(撮影・上山淳一)
中日対阪神 7回表阪神無死一塁、佐藤輝明(左)は2点本塁打を放ち一走森下翔太とタッチをかわす(撮影・上山淳一)
中日対阪神 7回表阪神無死一塁、佐藤輝明は2点本塁打を放ちベンチ前でポーズを決める(撮影・上山淳一)
中日対阪神 7回表阪神無死一塁、佐藤輝明は2点本塁打を放ちベンチ前でポーズを決める(撮影・上山淳一)
中日対阪神 7回表阪神無死一塁、2点本塁打を放ちダイヤモンドを回る佐藤輝明(中央)左は中日先発の柳裕也(撮影・森本幸一)
中日対阪神 7回表阪神無死一塁、2点本塁打を放ちダイヤモンドを回る佐藤輝明(中央)左は中日先発の柳裕也(撮影・森本幸一)
中日対阪神 7回表阪神無死一塁、佐藤輝明は2点本塁打を放つ(撮影・上山淳一)
中日対阪神 7回表阪神無死一塁、佐藤輝明は2点本塁打を放つ(撮影・上山淳一)