阪神の勝負を決定づけた5点目のタイムリーは梅野隆太郎捕手だ。4点差に広げた6回、なお2死一、二塁。井納の144キロ真っすぐを中前にはじき返した。

「みんなでつくってくれたチャンス。三度目の正直で打てました」。3回と5回の得点圏で2度凡退していたがリベンジに成功。受けては「真っすぐが良かった」とメッセンジャーの完投勝利を導き、攻守で奮闘した。