降りしきる雨の中、天理大が関西外大を下し、大体大の優勝に待ったをかけた。1回戦で関西外大に敗れた天理大はこの日の2回戦に勝利。

勝ち点の行方を7日の第3戦に持ち込んだ。

2回裏、2死二塁から9番西田健二内野手(4年=報徳学園)の左中間適時二塁打で先制。6回裏に、1死三塁からスクイズで追加点を挙げた。

投げては、森浦大輔投手(3年=天理)、井奥勘太投手(2年=立正大淞南)の両投手が無四球の完封リレーで2点を守りきった。

「絶対に負けられないという状態だった。投手がきちんと抑えた中で1点ずつ取っていくというチーム。こういう野球ができれば内のリズムになる」と藤原忠理監督は手応えを感じた。

7日に勝てば、勝ち点3で大体大に並び、大体大の優勝は次節に持ち越しになる。