大腸がんからの復帰を目指す阪神原口文仁捕手が7日、手術後初めて、西宮市内で2軍の全体練習に復帰した。

この日は、フリー打撃やバント練習、キャッチボールなどに取り組んだ。

捕手の防具を着けてシートノックにも参加し、一塁、三塁、二塁の順で送球。以前の姿にも劣らない矢のような送球を見せ、野手陣からは「ナイス」と声もかけられていた。

原口は昨年末に人間ドックを受診し、大腸がんと告げられ、1月24日にツイッターを開設して手術を受ける意思を公表。手術を無事に終え、2月に退院。その後、リハビリや練習の強度を上げてきていた。