巨人は10日、東京・大手町の球団事務所でスカウト会議を開き、今秋ドラフト指名候補選手のリストアップ、評価などを確認した。

最速163キロ右腕で注目を集める大船渡(岩手)の佐々木朗希投手(3年)がプロ志望届を提出した場合は、複数球団の1位指名が確実視される。長谷川スカウト部長は10人ほどいる1位指名の候補として挙げ「評価していない人はいない。あのポテンシャルの高さと身長を考えた時には、当然高くなる」と話した。

全体では160人ほどをリストアップ。「佐々木君、(星稜)奥川君、あの辺は高校生というだけではなくて、どれぐらいのスパンで1軍のマウンドに上がれるのか興味を持ってもいい選手だと思います」と評価する。3月のセンバツを終えてからは初のスカウト会議で「まずは1位候補というくくりの中で、まだ順位付けはしていない」と、今後もマークを続けていく。