阪神が令和初の「伝統の一戦」に臨む。チームはここまで6試合巨人と戦って全敗。14日先発の青柳晃洋投手に今季巨人戦初勝利が託された。チームは11日、12日と5月初連敗を喫しており「ここ2試合負けてるのでその流れを切りたい。前回よくないピッチングをしてしまったので、やり返す気持ちでやっていきたい」と好投を誓った。

その青柳は4月3日の巨人戦で先発し、5回5安打4失点で負け投手となった。3回に丸に先制3ランを浴び、次打者の岡本にも1発を浴びた。リベンジの力投なるか注目される。

今季阪神投手陣は巨人に12本塁打を浴び、計42失点。これはともにカード別ワースト。岡本に4発食らっているのを筆頭に丸に2発、坂本勇に2本許している。丸の阪神投手陣との対戦打率は3割4分8厘、坂本勇は3割9分1厘。36試合連続出塁中の坂本勇を軸に、注意しなければいけない打者は多い。

打線も6試合で11得点しかできておらず、こちらもカード別ワースト。4月20、21日には2試合連続完封負けを喫した。投手陣の奮起とともに、打線の援護も期待したい。