史上初の日米通算100勝100セーブ100ホールドの「トリプル100」を達成したレジェンド、巨人上原浩治投手(44)が、シーズン途中に引退する意思を球団に伝えたことが19日、分かった。

上原の略歴は以下の通り。

◆上原浩治(うえはら・こうじ)1975年(昭50)4月3日、大阪府生まれ。東海大仰星から1浪して大体大進学。98年ドラフト1位で巨人入団。1年目に最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率、沢村賞、新人王、ベストナイン、ゴールデングラブ賞。02年は17勝で2度目の沢村賞。08年オフにFAでオリオールズ移籍。レッドソックス時代の13年には抑えでリーグ優勝決定戦MVP、ワールドシリーズ制覇。大リーグでは4球団でプレーし、巨人復帰。昨季は7月に日本人初の日米通算100勝、100セーブ、100ホールドを達成。昨季最終登板時の43歳5カ月は巨人の球団最年長出場。04年アテネ五輪、06年WBC、08年北京五輪代表。187センチ、87キロ。右投げ右打ち。