立命大が全5チームから勝ち点を奪って2季ぶり39度目の優勝を飾った。3-3の延長12回、1死満塁で代打大杉直輝内野手(3年=立命館)が四球を選び、熱戦を制した。

今季、2戦目を任されてきた有村大誠投手(3年=秀岳館)が粘りの9回3失点。坂本裕哉投手(4年=福岡大大濠)との2枚看板が最終節も踏ん張り、連勝フィニッシュした。延長10回から無失点リリーフした糸井稜二投手(4年=立命館)も光った。

渡辺理玖外野手(3年=東大津)が初回先頭で中前打。その後、暴投で二塁から好判断でホームに突っ込んで先制点をもぎ取った。4回には百田風太郎外野手(3年=立命館宇治)の右翼へのランニング本塁打で2点目を挙げた。

2-2の7回に橋本和樹内野手(3年=龍谷大平安)が右越え二塁打で再び1点勝ち越し。8回に追いつかれたが、延長12回に劇的なフィナーレを迎えた。同大は今季4勝の高橋恭平投手(2年=高田)が5イニング目に力尽きた。

最終順位は立命大、近大、同大、関大、関学大、京大。

立命大は6月10日開幕の全日本大学選手権に出場。1回戦で東海大と対戦する。