阪神は28日、兵庫県西宮市の球団事務所でスカウト会議を開き、高校生に絞ったチェックを行った。投手・野手の合計十数人をピックアップし、担当から現状報告を受けながらビデオ映像を見た。

大船渡・佐々木のほか星稜(石川)・奥川恭伸、横浜(神奈川)・及川雅貴、創志学園(岡山)・西純矢の「高校四天王」には他球団同様に強い興味を寄せている。畑山統括スカウトは「この時期はまずは高校生。まだ(4人の)優劣はつけていない。彼らが中心になるでしょうけど、高校生は夏までに急成長してくる子もいますから。春の大会は夏に向けて、チームの強化でエースの子が投げなかったり、そういう面もあるのでね。まだ最終評価の時期ではない」と語るにとどめた。