巨人は、先発のルーキー高橋優貴投手が、プロ入りワーストとなる6失点で敗れ、今季2度目の3連敗で首位広島に5・5ゲーム差に離された。高橋は5回途中6安打4四死球で6失点。5回無死からビシエド、高橋に連続ソロを浴びてマウンドを降り、試合後にプロ入り初の2軍降格が決まった。

前回22日のDeNA戦は4回3失点で降板し、原辰徳監督は「ここのところ、ゲームをつくるという点においては、ちょっとしんどかったかなと」と言った。

先発投手は5月18日のメルセデスを最後に、9試合勝ち星がついていない。

「先発も中継ぎもクローザーもあるいは打線も、というのがね。これが、やっぱりそろうのがチームですからね。まあ、そういう時はバッターも逆に頑張らないといけない」。

打線は大城が2試合連続のソロを放つなど、3点を奪ったが、終盤に再び突き放された。4番岡本は1回1死一、二塁、5回2死二塁の得点圏で三振、右飛に倒れた。指揮官は「悔しい思いをしているだろうなと本人が、そこをどういう風にバネとして出すかでしょうね」と言った。